【実体験】遺品整理はつらい作業です。実際に私はこれで乗り切りました。

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大切な人を見送った後の遺品整理。

亡くなった方に最後にしてあげられることであり、これから生きていく方のための作業でもあります。

でも、つらくてなかなか進まない方も多いはず…。

持ち家で荷物を置いておける場合はいいのですが、賃貸や家の売却が決まっている場合は早めに遺品整理をしなくてはいけませんよね。

この記事では、遺品整理がつらい理由と対処法について解説します。

おなむーん
おなむーん

私の実際の体験談を交えて、つらさを乗り切る方法をご紹介しますので、少しでもお役に立てたら幸いです。

遺品整理がつらい理由4つ

遺品整理がつらいと感じる理由を考えてみました。

母の遺品整理をした私の実体験も交えてお話していこうと思います。

1.思い出の物を見ると悲しみが込み上げてくる

遺品整理がつらい一番の理由はやっぱりこれかなと思います。

部屋の中に詰まった思い出の数々。手に取るひとつひとつから故人を感じてしまいますよね。

私は、母がいなくなった部屋にただ入るだけで苦しかったです。

さらに懐しい匂い、メモに残るキレイな字、私が小さい時から大事に着ているコートなど、全てに母の姿が浮かびました。

片付けるたびに「もういないんだ」と実感させられてしまうのが本当につらかったです。

2.精神的だけでなく体力的にも疲れる

遺品整理は精神的にきついだけでなく、家の片付けという体力的に疲れる作業もこなさなければいけません。

家の広さ、物の大きさや多さによって大変さは違ってくると思いますが、やはり疲れます。

精神的にもつらくなりやすい作業ですから、体力的な負担はなるべく軽減させたいですよね。

おなむーん
おなむーん

このあと、対処法もご紹介しますので読み進めていってくださいね!

3.思ったより時間がかかる

片付けには思っているより時間がかかるものです。

「要る」「要らない」の仕分けも、自分のものでないせいか判断が難しかったり、要らないものも「捨てる」か「売る」かで迷ったり。

不用品回収やゴミ捨ては曜日や時間が決まっているため、それに合わせて出さなければいけません。

どうしてもある程度の時間がかかってしまいます。

私の場合は、最終的には遺品整理の業者さんにヘルプを出しましたが、もっと早く頼ればよかったのかもしれません。

その時の私は無知でしたし、教えてくれる人も周囲には誰もいませんでした。

4.お金がかかることもある

お金がかかることもあります。

具体的には、不用品回収、遺品整理の業者さんに依頼した費用、家に通う交通費など。

細かいことなら、有料ゴミ袋を購入するのにもお金はかかります。

私の場合、半分くらいは自分達で遺品整理を片付けていたのですが、途中から遺品整理の専門業者さんを頼ったため、業者さんに支払う費用も発生しました。

遺品整理を乗り越えるためにできること

劇的に楽になる!というのは難しいですが、つらい遺品整理を乗り切るための方法をいくつかご紹介します。

つらくても遺品整理をやらなくてはいけない状況の方は、ぜひ試してみてくださいね。

悲しみを悲しむ

これは、できることなら真っ先にやってほしいと思っています。

私たちの心は生きています。

悲しみは悲しみ切らなければいけません。そうしないと心が前を向けないからです。

無理して前しか見ないでいると、数年後や数十年後に遅れて支障が出ることもあります。

1日に少しの時間でも、とことん悲しむ時間を作ってみてください。

誰かと協力する、ひとりでやらないで

もう、本当に、ひとりでやらないでほしいです。ひとりではつらいし大変です。

私は歳の離れた妹と二人きりでしたが、ひとりではなかったので乗り越えられたと思っています。

もし、とってもつらい気持ちで遺品整理を行わなければいけないのなら、必ず誰かとか一緒に協力してください。

誰もいないのなら、遺品整理の専門業者さんでもいいので頼ってほしいです。

時間も負担も軽減させて少しでも穏やかに、遺品整理を乗り切ってほしいのです。

いつまでに遺品整理を終わらせるか決める

遺品整理を終わらせる日をあらかじめ決めておくのはおすすめです。

ゴールを作ることで、そこを目指すことができます。人は終わりがわかっていると頑張れるところがありませんか?

悲しみは終わらないかもしれないけれど、遺品整理を終わらせることは一つの区切りになるはず。

期限を決めて遺品整理を進めると、思ったよりはかどると思います。

私が遺品整理で感じたこと

私の遺品整理は、時間との勝負でした。

母が住んでいた家は賃貸だったので、早めに片づけて賃貸契約を解約する必要がありました。

限られた時間で片付ける必要があったため、それが逆に良かったのかもしれません。

私は、暗くなるとその場にいるのがつらくて耐えられなかったので、いつも朝からお昼過ぎまでの時間で作業をしていました。

毎日、母の住んでいたアパートの鍵を開けてドアを開く瞬間は、怖くてつらくてたまらなかったです。

妹とふたりでやっていたのですが、それでも人手は足りず…。結局、プロの遺品整理の業者さんに頼ることにしました。

誰かを頼れるって本当に有り難かった。

相手は仕事ではありますが、丁寧に親切に接していただけて本当に救われました。

男の人の力も借りれたので、体力的負担もかなり軽減され、終わる頃には少し笑顔で話せるように。

そして、支払いをして片付いた部屋を見たときは、寂しさはあったものの、何だか少し心が軽くなったように感じたものです。

おなむーん
おなむーん

少しだけ、ほんの少しだけですが、一歩前に進めた気がしました。

まとめ

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。

どなたを、どんな理由で失ったのかはわかりませんが、ここを訪れている方は悲しみの渦中で遺品整理をしなければならない方が多いではないでしょうか。

中には時間が経ってもなかなか気持ちの整理がつかず、やっとここまでたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。

よく、ここまで頑張ってきましたね。

すごくつらかったでしょう、悲しかったでしょう、寂しくて心細かったことと思います。

もし、どうしてもつらいなら、専門の業者さんに手伝ってもらうのも方法です。

私も依頼して助けてもらいました。頼ってよかったなと心から思っています。

どうか、あなたの遺品整理が、少しでも負担なく穏やかに進みますようにと願っています。

おなむーん
おなむーん

陰ながら、応援しています!

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