こんにちは!
2児のママ、おなむーんです。
今回は、帝王切開の入院時の持ち物についてお話しします!
帝王切開の手術を経験した私の実体験を交えながらお話しますね!
- 帝王切開の入院で必要な物リストを確認したい
- 帝王切開が初めてのママ
- 持って行っ良かったもの(おなむーんの場合)を知りたい
- 持って行って良かったもの(他のママの場合)も知りたい
手術を控えるママの不安が少しでも和らぎますように。そして準備のお役に立てますように。
帝王切開を控えているママ
帝王切開、初めてでも何回目でもとっても不安ですよね。
赤ちゃんに会える期待と喜びはもちろんありますが、怖いものは怖い。とってもよくわかります、私もそうでした。
出産が初めての方や手術が初めての方は、帝王切開がどんなものなのか不安で何回も検索して調べたのではないでしょうか。
出産は毎回何が起こるかわからないものです。前回の痛みを知っているからこそ日が近づくほど怖くなったりと、初めてじゃなくてもやっぱり不安ですよね。
私は麻酔の注射が怖くて怖くてたまりませんでした。その体験レポートもぜひ読んでみてくださいね!
恐怖や痛みから完全に逃げることはできませんが、入院中は少しでも快適に過ごしたいものです。
今回は帝王切開の入院で、必要な荷物やあると便利なものをご紹介しようと思います。
私個人の意見がたくさんありますが、他のママの経験談も集めてみたので参考にしてもらえたら嬉しいです。
帝王切開を控えているママが、少しでも快適な入院生活を送るためのお手伝いができたらいいなと思っています。
必ず準備する基本のセット
まずは、帝王切開で入院するにあたって必ず準備して持っていく荷物を簡単にご紹介します。
帝王切開の入院を控えているママは、病院からもらった入院のしおりなどで、既に何が必要なのか知っている方も多いと思います。
なのでここでは必要なものをリストにして簡単におさらいするのと、ちょっとしたポイントをお話しますね!
必要なものリスト
リストと病院からもらったしおりを参考に、必要なものを確認してみてくださいね!
- 産褥ショーツと産褥パッド
- 授乳用ブラと母乳パッド
- 前開きの長めのパジャマ
- タオル
- シャンプーセット
- スキンケアセット
- 歯磨きセット
- コップとお箸(スプーン、フォーク)
- 水分
- 院内履き
- ママの退院時の服
- 赤ちゃんの退院時の服
必要な荷物の中には、病院からもらえるものもあるため、事前に確認しておきましょう。
私の場合は、産褥ショーツや産褥パッド、ガーゼなどは病院からもらえました!
それでは、いくつかのポイントを簡単に説明していきますよっ
パジャマのズボンはお腹を締め付けないものを
帝王切開では前開きで長めのパジャマを持ってくるように言われることが多いようです。
手術当日はいいのですが、術後の歩行が始まったら肌寒い時や売店に行く時など、「ズボンを履きたい」と思うことも。
私の場合はズボンを履いた方が落ち着くので手術の次の日から履いてました(笑)
その際はお腹を締め付けないようなズボンを準備しましょう。傷口には腹帯を巻くことが多いと思いますが、それでも上にズボンのゴムが当たれば痛い…。
術後は後陣痛にも耐えなければいけないので、少しでも痛みを軽減したいものですよね。
妊娠中に着ていたパジャマのズボンなどがおすすめです。これから前開きの長めのパジャマを新しく購入予定の方は、マタニティ用のものを選べばお腹周りの調節ができるズボンがついてくるのでおすすめですよ!
私は価格にもこだわって、購入したパジャマは全部3,000円以内でした!
実際に購入したのはこちら。
使い倒すうちに胸元や裾の方のボタンが外れやすくなってしまったりしましたが、入院中はもちろん退院してからのしばらくもヘビロテしていたので許容範囲かなと思っています。元は取れたはず!
可愛く、そして機能的なパジャマで快適な入院生活を送りましょうね!
タオルは多めに持っていこう
必ず必要な荷物のひとつ、タオル。何枚かは病院から持参するように案内があると思いますが、その枚数より多めに持っていくのがおすすめです。
私の場合、術後に麻酔が切れてくると、痛みとともに汗をたくさんかきました。
そんな時に寝たままで顔や首もとの不快な汗を拭うのにフェイスタオルはとても便利でした。
これは私だけかもしれませんが、産後のホルモンバランスの乱れのせいか、溢れる涙を拭うのにも大活躍してくれました。
歩けるようになると、シャワー解禁のため、バスタオルは必須ですよね。
その他にも枕に巻いたりベッドに敷いたり、赤ちゃんに掛けたりなど、タオルって本当に万能!
バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル、どれも入院中は大活躍してくれるので、多めに揃えておくと安心ですよ!
ペットボトルは500mlのサイズがおすすめ
これ、私は失敗から学びました。
私の場合、コロナ禍での入院ということもあり、事前にペットボトルの水を買って持参したのですが、2リットルのペットボトルを数本、500ミリリットルのペットボトルを数本準備しました。
術前はいいのですが、問題は術後。
自由に動けない中、2リットルのペットボトルは重たくて片手では扱えず、動けるようになったらコップに注いで飲むつもりでした。
私の場合は、授乳中に尋常じゃない喉の乾きを感じることが多く、授乳しながら500~600ミリリットルくらいを一気に飲むこともしばしば。
ずぼらなため、その都度コップに注ぐより、片手で扱える500ミリリットルのペットボトルがとても便利でした。
ちなみに、数本は常温で置いておくのがおすすめ。
術後は麻酔が徐々に切れてきてから胃や腸なども動き出すため、冷たい水はお腹がビックリして腹痛の原因になります。
私は常温でも腹痛に見舞われましたが、前日から絶飲食しているのもあって、そのくらい体は敏感になっているようです。
少しでも刺激を避けるのがおすすめですよ!
シャンプーセットやスキンケアセットはトライアルのものが便利
入院中のシャワーで使うシャンプーセットやスキンケア。
普段使っているものを持っていくのはかさばるし、小さなボトルに詰め替えるのは面倒くさい、という方におすすめなのがトライアルサイズのものです。
雑誌の付録だったり化粧品を購入した時にもらうことが多い無料サンプル。使わずに取って置いてある、という方も多いのではないでしょうか。
荷物を準備する手間や荷物の量を減らすのにも役立ちますし、溜まっているサンプルを使ういい機会にもなります。
使った後はゴミを捨てるだけなので、帰宅後の荷物の整理の手間もありません。
私の場合は、気になっていたシャンプーの使い切りサイズのトライアル商品を購入して持参しました。
実際に持っていったのはこの、2つ。
試してみたかったシャンプーとトリートメント、ヘアパックやヘアオイルまでがセットだったため、入院中に充実したヘアケアができるのは癒しにもなってとても良かったです。
気になるシャンプーやスキンケアのトライアルセットがある場合は入院をきっかけに試してみるのもおすすめですよ!
まぁ実際は、お腹切ってて痛いし、病院のシャワールームでゆっくりくつろぐというのは難しかったですけどね~(笑)。
それでも、入院中を快適に過ごすために、いい香りのシャンプーやいつもよりリッチなスキンケアを持参するのはやっぱりとてもおすすめ!
注意点としては、産後の疲れた体は敏感になっているため、普段と違うものを使うと肌がかぶれたりする可能性があることです。
使ったことのないものの場合、肌に合わないこともあるかもしれません。
私は手術当日の朝にシャワーを浴びた後、以前使ったことのあるスキンケアの無料サンプルを使ったのですが、顔が赤くかぶれて痒くなってしまいました。
過度の緊張によるストレスだったのか、妊娠中の肌が敏感だったのか原因はハッキリしませんでしたが、そういうこともあるのだと用心した方がいいでしょう。
院内履きはスリッパより靴タイプ
結論から言うと、つっかけタイプよりもルームシューズのようにしっかりと履くタイプのものがおすすめです。
今はおしゃれな室内履きが多く機能性も優れたものが豊富ではありますが、ザ・スリッパ!みたいな感じのものは危ないため避けた方が無難かもしれません。
これは実際にスリッパで転んでしまった方がいてとても怖いと感じたため、結構重要なポイントだと思っています。
赤ちゃんが無事に産まれたら、母子同室が始まって夜中も時間関係なく授乳やオムツ替えなどのお世話が始まりますよね。
体がガタガタな上に慣れない病院という環境での赤ちゃんのお世話中に転んで怪我なんて絶対に避けなければいけません。
出産が初めてのママの場合、さらに気を張って焦ったりしてしまうかもしれないので、気を付けて欲しいと強く思います。
ちなみに私は普段履いているスニーカーを履いていました(笑)
退院時の服はワンピースがおすすめ
ワンピースに限るわけではありませんが、とにかくゆったりとしたものがおすすめです。ズボンなら股上が深めなものがいいでしょう。
確か私は入院時と同じワンピースを退院時にも着ていました。
まだまだ傷口も痛むため、ゆったりとしたワンピースが産後は大活躍です。
入院時と退院時で同じ服装にすれば荷物にもならなくておすすめですよ!
私はあまりおしゃれなタイプではないため、これが通用するのかもしれませんが…。
持っていってよかった! 便利だったのはこの4つ!
必需品ではないけれど、あったらとても便利だったものをご紹介します。
あくまで私個人の体験談にはなりますが、それいいかも!と少しでも思ってもらえたら嬉しいです。
ひとつずつご説明していきますね!
スマホを枕元に!①延長コード
これはもう帝王切開にはぜひ持っていってもらいたいアイテムです。
術後はしばらく身動きができないため、延長コードを使って手の届く場所でスマホを充電できるようにしましょう。
スマホの充電を枕元でできないと、スマホが使えなくなるか、いちいちナースコールを押して助けてもらうか、自力で起き上がって頑張るか、しか方法がなくなります。
ベッドの近くにあるコンセントから延長コードを繋いで、枕元など自分の手の届く場所でスマホの充電ができる環境をぜひ作ってください。
家族や友人と連絡を取ったりネットを見たり、術後すぐに動けない状態でもスマホを自由に触れるようにしておきましょうね!
ベッドサイドに貴重品を!②S字フック
貴重品は金庫に入れたり預けたりなどすると思いますが、貴重品以外にも近くに置いておきたいものを小さなバッグに入れて引っ掛けるのに便利だったのがS字フックです。
私はS字フック大好きで自宅にたくさんあるのですが、その中から厳選して何種類か持参しました。
大きいものと小さいもの、回転するもの、引っ掛ける所に固定できるものなど。
使い勝手としてはどれもそこまでの差はなく、正直どんなS字フックでもいいという感じです!
ビニール袋を引っ掛けたらゴミ袋箱代わりになります。
寝たままティッシュを捨てたりするのに便利でした!
吐き戻しなどにも!③予備のガーゼ
授乳時に赤ちゃんの口周りを拭いたり顎の下に敷いたりするガーゼ、産後は大活躍します。
病院からその都度もらえるのならいいのですが、準備するならガーゼは多めにあると安心です。
私は1日1枚あれば足りるかなと思っていましたが全然足りませんでした(笑)
吐き戻したり、口の中に残っていた母乳が出てしまったり、顔にミルクが飛んだり。ガーゼを使う頻度って結構高いんですよね。
多めにあって損はないです!
深夜の授乳時に!④目薬
私の場合、夜中の授乳時のお助けアイテムとして重宝したのが目薬でした。
これはもう、超個人的な感想になりそうですが、本当によかったんですよ!
眠たい目をこすって起きる夜中の授乳、大変ですよね。
ボーッとしながら授乳して、だんだんと目が覚めてくる、という感じで頑張っていましたが、何となく使った目薬が個人的に大ヒットでした。
とにかく目がスッキリするんです。それがとてもリフレッシュできる感じで気持ちいい!
眠たい時や、起き上がるのが怠くてしんどい時、やるぞ!とやる気を入れる時にも、目薬はおすすめです。
刺激のないタイプからスーッとする刺激のあるタイプまで色々あるので、自分に合う目薬を探してみてください!
ちなみに私はスーッとするタイプが好みです。
刺激のあるタイプの場合、その強さも選べますよ!
他のママが持って行ってよかったと答えたもの
ここまで、おなむーんの体験から持っていってよかったものをご紹介してきました。
最後に、私の場合だけでなく他のママが持っていってよかったと思ったアイテムもご紹介しますね!
なくても売店で買えるアイテムや、入院時は使わなくても産後の子育てで使えそうなアイテムもあるので、ぜひ参考にしてくださいね!
長く使える!①ペットボトルにつけるストロー
ペットボトルの飲み口に付けるストローは、たくさんのママを助けたアイテムのようです。
実は私も事前に購入して持参していたのですが、私の場合はあまり使わなかったんですよね。
私はそのままのペットボトルでグビグビ飲んでました(笑)
術後起き上がれない時にも、退院後の普段使いにも、自然分娩の時にも大活躍だったというママがたくさんいるので、参考にしてみてください!
私はそのストローを洗うのが面倒臭いと思ってしまったズボラです。
よく考えたら、子どもがストローを使える月齢になった頃にも活躍しそうなアイテムですよね!
とても優秀な品だと思います。
ストローではなく、こういうタイプのものもあるみたいです。
知らなかった!
実際に体験して役に立ったという感想はとても参考になりますよね!
気軽に味変!②ふりかけ
ふりかけは帝王切開に関わらず、入院する時の人気アイテムではないでしょうか。
病院の食事って味気ない、おかずに対してご飯の量が多い、などの感想もよく聞きますよね。
とてもリッチな食事が出る産婦人科に入院される方には必要のないものかもしれませんが、それでも持って行って損はなさそうです。
私は市立病院で出産したため、THE病院食!って感じの献立でした。
確かに質素でしたね。おかずに比べてお米の量も多かったです。
私は術後お腹の調子があまり良くなく、度々腹痛に見舞われていました。
食べると胃が痛くなることが多くて、食べたくても食べられず。
ふりかけの出番はありませんでした。残念すぎます。
産後の食事は大切です。しっかりとご飯を食べて母乳を作ったり体力を蓄えなければいけません。
ふりかけを使うことで飽きずに完食できたというママも多いので、いくつか持参するのもいいでしょう。
ラップもあれば残ったご飯をおにぎりにして後で食べることもできる、という意見も。
すごい!
売店で買うことも!③洗濯洗剤
洗濯洗剤については、私は売店で購入しました。
着替えをたくさん持って行ったつもりだったのですが、汗をかいて何度も着替えていたらすっかりなくなってしまって。
タオルも部屋で乾かしていたのですが、なかなか乾かず。
薄手のパジャマと少し厚手のパジャマを持参したのですが、その時は院内がなぜか暑くて暑くて、厚手のパジャマは着られませんでした。
汗をかいていたので、薄手のパジャマを何日も続けて着るのも嫌で、これはもう洗濯するしかないとなったわけです。
院内で自分で洗濯できることは知っていたので、洗剤だけ売店で購入して、洗濯機と乾燥機を借りて洗濯しました。
荷物を頻繁に届けてもらえる方は必要ないかもしれませんが、私はコロナ禍での出産だったため、立ち会いや面会も規制がかかっていてなかなか面倒でした。
洗濯洗剤は持参しておけばよかったアイテムのひとつです。
ちなみに、食器用洗剤はしっかり持参して、コップやとお箸を洗ったりしていましたよ!
お箸は途中から使い捨ての割りばしに、コップも紙コップにしましたが。やっぱりズボラでした(笑)
洗濯機と乾燥機は小銭が必要な場合が多いので、小銭を準備するか、両替してもらってね!
まとめ
どれだけ準備をしても、不安を全て取り除くことはできません。でも少しはお役に立てたでしょうか?
帝王切開は意識のある状態で開腹手術をすることが多いため、怖いですよね。
でも、これまでお腹の中で大切に大切に守り育ててきた赤ちゃんにやっと会える時です。
すべてのママが、とにかく無事に産まれてきてほしいと願っているはず。
そんな不安と期待を抱えたママの入院生活が少しでも快適になるお手伝いができたなら嬉しいです。
健やかな出産になりますように、祈っています。
応援しています。
頑張ってください!